離婚に悩む人々

熟年離婚する時に大切なお金の問題

2016/08/05

熟年離婚をされる方は年々増えているそうですが、熟年離婚をされる方で一番の問題が"お金"の問題というのはよく聞く話です。

特に、奥様が専業主婦で旦那様が高収入だった場合、弁護士を交えて話合いが行われることが日常茶飯事だそうです。

これは熟年離婚について実際にあった話の一つです。


まず、奥様は専業主婦(50代後半)、そして旦那様は高収入の会社員(50代前半)です。夫婦二人には子供はいなく、奥様は26歳で結婚してからはずっと一人で家庭を守ってきました。お互いの両親とは別居で持ち家を持っています。

ご主人には最近付き合い始めた不倫相手がいました。奥様はそれを知っていましたが、離婚するという考えはありませんでした。

しかしある時転機が訪れます。不倫相手に子供ができたのです。勿論こちらのご主人の子供であることは間違いなく、ご主人もとても喜んでいました。

それでも奥様には離婚する意思はありませんでしたが、旦那様どころか旦那様のご両親にも離婚を懇願されて、精神的に参ってしまい離婚を決意。仕方なく弁護士のところにかけこんだということです。

奥様に全く非はなかったので、資産もとても沢山いただけたそうで、現在は都心のマンションを買って一人暮らしをしながらこれからの人生を模索中だそうです。

子供がいなかった引け目もあって、残念だったけれど全く後悔はないそうです。最終的には円満離婚で元ご主人様の幸せを祈るということでした。